豊橋新アリーナを求める会Neo主催の説明会に行ってきた

豊橋新アリーナを求める会Neo主催の説明会に行ってきた

2025年6月19日、豊橋公会堂で豊橋新アリーナに関する講演会が開催されたので行ってきました。これで豊橋新アリーナ建設について賛成派、反対派それぞれ2回ずつ説明会に参加したことになります。

今回の説明会は事業者の説明ということでどんな感じになるかとちょっと期待していました。

第1部「スポーツで街を活性化」山谷拓志氏

第1部は静岡ブルーレヴズというラグビーチーム会社の代表取締役の山谷拓志氏の講演でした。

山谷拓志(やまや たかし、1970年6月24日生まれ)さんは、東京都昭島市出身のスポーツ実業家です。慶應義塾大学アメリカンフットボール部で活躍し、卒業後は社会人チーム「リクルートシーガルズ」に所属して、1996年と1998年にライスボウル優勝を経験しました。

引退後はGMやコーチとしてチームを再び日本一に導きました。2007年にはプロバスケットボールチーム「宇都宮ブレックス」を創設し、経営の黒字化とリーグ優勝を達成しました。

2014年には経営難に陥っていた茨城ロボッツの再建に取り組み、B1リーグ昇格を実現しました。2021年からはラグビーチーム「静岡ブルーレヴズ」の社長に就任し、新リーグへの参入を推進しています。スポーツ経営の分野で高く評価されている人物です。

講演では三遠ネオフェニックスがある豊橋新アリーナのメリットや経済効果についてご自身の経験を踏まえて熱く語っておられました。初めて名前を聞いた方ですがスポーツビジネス業界では有名な方なのでしょう。

第2部「TOYOHASHI Next Park」説明

第2部は事業者である「TOYOHASHI Next Park」による説明です。

こんな動画を見せながら、豊橋新アリーナのメリットについて経済効果について説明されていました。第1部の山谷氏と違って慣れていないのか話の内容はあまり面白いものではありませんでした。

会場は賛成派、反対派、特にどちらでもない人が300~400人くらいかな?

いちいち大きく拍手する人(多分賛成派)、ずっと腕組みしてる人(多分反対派)と周りを観察してる方が面白い感じです。

僕としてはこの豊橋新アリーナ建設についてプロモーションビデオで紹介しているようなもの、説明されているような経済効果があるのであれば「いいのかな?」とは思います。

ただ…

K-Susaki

豊橋公園という豊橋市の土地を使わせてあげて税金という豊橋市の金で建てることに合理的な理由を見出すことはできません。

今回の説明会は「事業者が自分の事業の優位性」みたいなことを説明する会で、ぼんやり聴いていると

事業者

私たちはこの豊橋でこんな事業をします。豊橋市にもこんな経済効果が予想されます。是非ご理解ください。

という感じで、豊橋市の土地を使って豊橋市の金で事業を行うなんて言うことは全く感じさせない説明会になってしまいそうでした。